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離婚するための証拠作り
夫婦の一方が有責である離婚原因には、やはり浮気が多いです。
離婚請求や慰謝料請求するには、
相手の不貞を証明しなくてはなりません。
とはいえ、不貞行為は密室内が多く、証明は困難です。
相手が否認しているときは、もっと困難です。
また、不貞行為だけでなく、
相手の不貞によって夫婦関係が破綻した、
という因果関係の証明も必要になります。
不貞行為の証明として有効なのは、
いわゆるラブホテル入室の写真などです。
ラブホテルは、利用目的が限定されているため、
出入りしたという証明で、不貞行為まで推測されます。
逆に、普通のホテルの写真などでは、
証拠としては弱い、となります。
決定的証拠がない場合、
状況証拠によって判断されます。
そのため、日記をつけることをお勧めします。
日記に、日々のことを詳細に記しておきます。
相手の帰宅時間、怪しいそぶり、
気が付いたことはすべて記録しておきます。
後で、このとき浮気していたでは?
と特定しておけるようにするわけです。
さらに、結婚生活での自分の心情などもつけておくといいです。
何がつらくて、何に耐えられず、
どういう流れで離婚に踏み切ったか、
つまり因果関係を客観的にわかるようにしておくのです。
これは、後から説明するのは意外と困難なので、
是非普段からやっておきましょう。
ポイントは、何もなかった日でも毎日日記をつけることです。
証拠の信用性が上がります。
ちなみに、浮気以外の状況証拠作りにも有効です。
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